Markdownエディタのライブラリをアップデートしました
リリース
「記事」や「本のチャプター」の編集画面で使用されているMarkdownエディタのライブラリを、CodeMirrorのバージョン5からバージョン6にアップデートしました。
このリリースではエディタの機能自体に大きな変更はありませんが、今後より良い執筆体験を提供するためにエディタの拡張性を高める目的でこのアップデートを行いました。
アップデートに伴う変更点
- Markdownのシンタックスハイライトの改善
- Tabサイズを8から4に変更
- キーマップ
Ctrl + k
によるリンク記法の挿入機能を廃止 - エディタのスタイルの微調整
- ライブラリのデフォルトキーマップの変更(※1)
- MarkdownのList構文における入力補完機能の変更(※2)
(※1)ライブラリの機能としてデフォルトで備わっていたキーマップが一部変更された可能性があります。新しいキーマップについては、CodeMirror v6の standardKeymap、defaultKeymap、historyKeymap が有効化されています。
(※2)MarkdownのList構文における入力補完機能が、微妙に異なる挙動になっていることを確認しています。この挙動はCodeMirrorのmarkdown拡張の insertNewlineContinueMarkupに定義されており、執筆においてほとんど影響がないのでライブラリの仕様のままにする方針です。)
その他、お気づきの点がありましたら、zenn-communityのissueにてご報告いただけると幸いです。